はじめまして。donこと門倉と申します。
「紹興酒をもっとうまく活用したい」
「お酒の売上比率をもっと上げたい…」
「中華にはやっぱりワインじゃなくて紹興酒でしょう!」
そんなお悩みをお持ちの飲食店の方や、中国酒輸入業者の方のお役に立てたらと思い、相談窓口を立ち上げました。
中国酒はやり方次第でしっかり販売できるポテンシャルを秘めています。
なぜそう言い切れるのか?
それは、僕が実際に店舗やイベントでその現場を目の当たりにしてきたからです。
「あなた、偉そうに言ってるけど一体何者なの?」と思いますよね(笑)
まずは自己紹介をさせていただき、その後に中国酒相談窓口でできることをまとめていきたいと思います。
Contents
自己紹介
僕は大学卒業後、書籍やWEBメディア編集、営業職などを経験し、29歳のときに初めて飲食業に飛び込みました。
▼こちらにも僕の経歴・実績を掲載しております。
https://note.com/huangjiu_d/n/na0d574ee3be9
そのお店は、赤坂・六本木・銀座にある「黒猫夜」という中華料理店です。
黒猫夜は、日本一と言ってもいいぐらい中国酒の品揃えが豊富です。
僕はそんな環境で働く内に、だんだんと中国酒の魅力に惹かれていきました。
今は家に常備するぐらい、好きです!
人生初めての飲食業界で苦戦しながらも、ホールから厨房の仕事まで幅広く携わり、お店に泊まり込むぐらい仕事に熱中しました。
黒猫夜では、紹興酒や各地の黄酒など中国酒を現地の酒蔵から直接仕入れていました。
僕はぼんやりと「いつか自分も中国酒の仕入れに携わってみたいな」と思うように。
そして入社5年目、旦那さん(社長)に直談判!
「店舗スタッフも兼任でなら」という条件のもと、中国酒の販売事業を任されるようになりました。
その後は「酒中旨仙(うません)」という中国酒専門のECサイトを運営しながら中華料理店への卸営業も行い、全国約100店舗の中国酒販売サポートを経験。
中国酒に携わるにつれて、危機感も募りました。それは「中国酒は情報が少ない」という現実に対してです。
中国酒の情報が少ないと、店舗の立場からすれば取り扱いたい意欲が湧きません。なぜなら、どのようなお酒なのかがわからず、お客さんに質問されても回答できないからです。
自分自身も「もっと勉強せねば!」という思いから中国酒の情報をしっかりまとめる場所として、当サイト「八-Hachi-」という黄酒専門のWEBサイトを立ち上げたのでした。
酒販事業部は僕が引き継いだときからずっと赤字で非常に苦戦しましたが、最終的に黒字化に成功。僕は2020年に独立しました。
その後も中国酒に関する啓蒙活動を継続し、2023年には「黄酒入門」という日本初の中国酒ガイドブックも出版させていただきました。
▼こちらで定価かつ送料無料でご購入できます! |
今後も中国酒に興味を持つ店舗様・個人の方のお手伝いができたらなと思っております。
中国酒は大きな可能性を秘めている
「黄酒なんて言ったって誰もわからないよ」
「白酒いらない!置いたって出ないから」
「紹興酒はとりあえず甕出し置いておけばOK」
他の中華レストランへ中国酒の卸営業をしていたときに、よく言われた言葉です。
僕はその度に悔しい思いを噛み殺しながら、お店を後にしていました。
同時に、こんなことも思っていました。
店舗が中国酒をあまり使わない理由。それは、先ほどもお伝えした通り「情報がない」ということが挙げられます。
情報がないから、店員さんはそのお酒について説明ができません。そうすればおすすめすることもなく、中国酒のボトルは埃をかぶることになります・・・。
「どうせ説明しても飲んでもらえない」という諦めも生まれてしまっているように感じます。
「だから店舗が悪いんだ!」と言いたいわけではありません。僕も店舗さんの気持ち、すごく理解できます。今でも現場には立っているので。
それでも「もったいない」と思うのは僕が実際に紹興酒や白酒で楽しむ方々をたくさん目の当たりにしてきたからだと思います。
僕は中国酒で楽しむ方々をたくさん見てきました。
毎日、お店の営業で。
主催した中国酒のイベントで。
「美味しい!」
「このお酒なら飲める!」
「こんなの初めて飲んだ!」
「楽しい!紹興酒にハマりそう!」
この経験があるからこそ、紹興酒でお客さんを楽しませることは十分に可能だと信じるようになりました。
情報が少ないのに、たくさんの方が楽しめるお酒。
他にもやれることはたくさんあるはず!
中国酒のポテンシャルは無限大!だと僕は思っています。まだ咲ききれていない、蕾なのだと。
中国酒ファンが多く生まれない理由
紹興酒を知っている人は多く「中華料理店に行けば飲む」、という人は意外と多くいます。
でも、日本酒やワインのようにファンが増えないのはなぜなのでしょうか?
自分なりに考えてみた理由は、以下の3つ挙げられます。
- 銘柄数が少ない
- ペアリングの提案が少ない
- 中国に対するネガティブなイメージ
一見ネガティブな内容に思われるかもしれませんが、僕はこの点をむしろチャンスだと思っています。
なぜなら、この理由はクリアできるからです。
日本に流通する銘柄数は他のお酒に比べて少ないでしょう。ただ、少なければその分限られた種類の中で深堀ができます。味わいの特徴や適温、適切なグラスなど、各銘柄で発見していけばお客さんにおすすめしやすくなります。
中国酒のペアリングは日本であまり行われていません。それは競合が少ない、ということでもあります。中国酒ペアリングのインパクトは今だからこそ最大限に発揮できると思います。
中国酒に対する凝り固まったイメージも、販売方法や提案次第で崩すことができます。
だから、今がチャンスなのです。
中国酒相談窓口でやっていきたいこと
中国酒相談窓口は、ラインアカウントを活用して開設しました。通常のラインと同様にチャットすることができます。もちろん、僕とのマンツーマンでのチャットですので、外部に漏れることはありません。
主に以下のことが可能です
- 中国酒全般に関する質問
- 中国酒全般の相談
個人の方でも業界の方でも、どなたでもご利用できます。
※時折、僕の方から皆さんに中国酒に関する情報を配信することがあります。
▼中国酒相談窓口はコチラ
前章でも触れましたが、中国酒の文化を発展させていくためには、飲食店の皆さんの力がとても重要だと思っています。なぜなら、今、中国酒はお店で飲む人が多いからです。
そこで、この中国酒相談窓口をきっかけとして、飲食店様を対象とした一歩踏み込んだサポートも行っていきたいと思っています。
具体的には下記のような内容です。
- お客様が楽しめる紹興酒メニューラインナップ提案
- 中国酒の基礎知識が学べるオリジナル資料の提供
- 中国酒専用のメニュー制作
- 中国酒銘柄の詳しい情報提供
- 店舗スタッフ向け中国酒勉強会
- 中国酒イベントの企画
- HPやSNSなどの活用サポート
それぞれ詳しく紹介します。
❶最適な中国酒メニューの提案
これまで中華業界に身を置いて10年以上。飲みやすくて美味しいかつ面白い黄酒や白酒とたくさん出会ってきました。
初めて飲む方、紹興酒が大好きな方、お客様の好みによっておすすめできる銘柄は異なります。
ターゲットに合わせたラインナップをお伝えします。
❷紹興酒の基礎知識が学べるオリジナル資料を提供
中国酒の書籍や現地からの情報から学んだ知識を資料としてまとめております。
現在は、紹興酒専門家資格の立ち上げにも携わっており、現地の正確な情報を得られる立場にあります。
それらの経験を活かして、オリジナルの資料を作成します。
この資料を読んでいただければ中国酒について大まかな知識を学ぶことができます。
※準備中。ただご連絡頂いた店舗様には優先的に早く仕上げて差し上げるようにいたします。
❸中国酒専用メニュー制作
在籍していた黒猫夜ではメニューの制作を担当していました。他の中華レストラン様のメニューも制作経験があります。
その経験を活かして、店舗様の雰囲気やご要望に合わせた形でメニューもお作りいたします。
※印刷代や用紙代などは実費分頂戴いたします。
▼制作メニューの一例です
❹中国酒銘柄の詳しい情報提供
「取り扱っている中国酒のことがよくわからない・・・」
そんなお悩みを持たれている方もいらっしゃるかと思います。
黄酒や白酒の情報は国内にとても少なく、販売にあたってお客様に説明できることも限られます。
そこで、今まで蓄積した中国酒情報を共有します。もしわからないものがあれば、こちらで調べて報告します。
❺スタッフ向け中国酒勉強会
中国酒をお客様に楽しんでいただくためには、ホールスタッフの力が重要です。
そこで、スタッフ向けの勉強会を開催し、教育の面でサポートさせていただきます。
勉強会はこれまでに開催した経験があります。
▼スタッフ向け中国酒勉強会・実績
- 大天門浜松町店(2回開催)
- イチリンハナレ
- テクストゥーラ
- 新日本橋中華 龍龍龍龍TETSU
- 黒猫夜
実際に開催した勉強会のレポートをnoteにまとめたのでご参考ください!
▼note
『中国酒勉強会をレストラン向けに開催して思うこと。』
https://note.com/huangjiu_d/n/nf0b9c256acc8
※関東近郊であれば直接お伺いさせていただきますが、遠方の場合はZOOMなどアプリ・サービスを活用して開催できればと思っております。
❻中国酒イベントの企画
中華料理×黄酒のペアリングイベントや、ビュッフェ形式でフランクな黄酒・白酒試飲会など、店舗様のスタイルに合ったイベントを企画・運営いたします。
過去の開催実績は過去の通りです。
- 中国郷土料理コース×黄酒のペアリング
- 中国郷土料理コース×白酒20種飲み放題の会
- 中国酒&料理×ポルトガルワイン&料理
- 京中華×黄酒ペアリング
❼HPやSNSなどWEB全般運用サポート
HPやSNSを立ち上げたものの、お店の営業に追われて更新がおざなりになってしまう・・・
僕もかつて、SNSやサイト更新担当だったので気持ちはよくわかります。
HPやSNSは”インターネット上の顔”です。
更新していなければ、お客様からすると「営業してないんだな」「やる気ないのかな?」と思われて、離れてしまいます。
定期的に更新をすることで、しっかり営業しているアピールになりますし、積極性を感じてもらえたり、露出度も高まります。
こうしたWEB全般の運用サポートも行います。
料金(無料〜有料まで※全額返金保証付)
料金は無料から有料まで設定させていただいております。
通常、SNS代行だけでも数万円かかります。それに比べればかなりお得な値段で設定しているつもりです。
「お願いしたけどあまり意味なかったな・・・」
「期待していたものと違ったな・・・」
そう思われた店舗様は、全額返金いたします。
僕も成果あっての報酬だと思っております。お力になれなかったのに、対価をいただこうとは思っておりません。
どうぞ気軽にご相談くださいませ。
- カウンセリング(現状の課題確認)
- 最適な中国酒メニューラインナップ提案
- 中国酒販売のノウハウアイディア提供
- カウンセリング(1ヶ月何度でも!)
- メニュー制作(印刷代は別途発生)
- HP、SNS更新(1ヶ月何度でも!)
- お店に最適な中国酒メニューラインナップ提案
- 中国酒販売のノウハウ提供
→黄酒基礎知識資料を提供
→スタッフ向け勉強会開催
→中国酒専門ラインで常にご相談可能(永久に可)
お店に立つことはできませんが、月1〜2出勤する酒担当のアルバイトを雇うような感覚で見て頂けたら幸いです。
最後に
中華業界において、中国酒の売上比率を上げることは非常に困難です。
しかし、本格的に取り組んでいる店舗様は少なく、中国酒に注力をすることで差別化に繋がります。
本気で中国酒に取り組んでいきたいという店舗様はぜひお声がけください。もちろん、ご相談だけでも承ります。
ご希望の店舗様は下記からお問い合わせをお願いいたします。
執筆者紹介 don(門倉郷史)
日本初の中国酒ガイドブック「黄酒入門」著者。赤坂・六本木・銀座にある中国郷土料理店で約9年勤務し、黄酒専門店責任者も兼任。2020年に独立し現在は黄酒専門WEB「八-Hachi-」やYouTubeなどで中国酒情報を発信中。代々木上原の中華料理店にも在籍。