TwitterなどSNSではお知らせしていたのですが、新しい試みとして「Free 干杯!」という企画を始めてみました。
ただふざけているようにしか見えないかもしれませんが大真面目です(笑)
自分なりに思いがあって始めたことなので、今回は初心を忘るるべからず、という思いも含めて始めた背景などをまとめてみます。
▼ちなみに第一回目のFree干杯はアップ済です。よかったらご覧になってみてください。
Contents
コロナ禍で思う「悪いのは酒じゃない!」という思い
コロナ禍、飲食店でお酒を飲む行為が制限されました。「禁酒法の再来」とも言われて、緊急事態宣言が開けた今でも自粛モードが完全には拭い切れていないのが現状だと思います。
「コロナに感染したくない」「広めたくない」という思いは理解できますが、そこに付随して「お酒を飲むのは良くない」という風潮もなんとなく蔓延っているように、僕は感じています。
確かにお酒を飲むと騒いでしまう人が増えるし、コロナの感染リスクは高まるのかもしれません。
しかし厳密に言えば、悪いのはコロナウイルスであって、飛沫であって、お酒を飲んで騒いでしまう人たち。お酒自身に罪はありません。
お酒好きな自分にとっては、今の状況を仕方ないと思いつつも、この雰囲気がとても悲しいし寂しい限りです。
僕も飲食店のお手伝いをしている立場なので、お店だけではなく、お酒の卸業者さんの声も耳に入ってきます。
「お酒が全然出なくて厳しい」
活躍の場を奪われて、棚や倉庫で眠ってしまっているお酒たち。
そんな厳しい状況下で、自分たちに何かできることはないのかなぁ?と常々考えていました。
「紹興酒好きな人たちと繋がりたい!」という思い
ブログやYouTubeで紹興酒などの黄酒や白酒について発信していますが、まだまだもっと紹興酒や白酒好きな人たちと繋がっていけると思っています。
「どうしたらもっと繋がっていけるのかなぁ?」
考えている内にふと、街中で直接探してみるのも面白いかな?と思いました。
そう、紹興酒をツールにしてナンパしようと思ったんです(あれ?)
紹興酒や白酒が好きな人って、他の酒ジャンルに比べれば圧倒的に少ないのですが
「中華料理店に行ったときに飲むよ!」
そんな紹興酒ラバーズって結構いらっしゃるんですよね。なので、街中で声をかけていけば少なからず出会えるんじゃないかなと思ったんです。
もし街中で出会えなかったとしても、お酒が好きなら試しに紹興酒をその場で飲んでくれて、もしかしたらその場でハマってしまう人もいたりして!?という淡い期待も湧いてきました。
この思いが、ちょっと街に出てみるか〜という行動に結びつきます。
飲みニケーションは侮れない!酒は人を繋ぐ
中国酒に限らず、僕は元々お酒が好きです。これまでお酒をきっかけに繋がってきた人たちがたくさんいます。
酒って人を繋ぐんだな
味を楽しむのはもちろんなのですが、お酒はコミュニケーションツールとしてもとても大きな役割があるなと感じています。
昭和風に言えば、飲みニケーションですね。飲みニケーション最高!なんて、ただの酔っ払いの戯言かもしれませんが、個人的には本気で、お酒の良い面だなと思っています。
心の片隅に残った「フリーハグ」というYouTube企画
街中で目隠したり、看板を掲げながら、ハグしてくれる人を待つ企画「フリーハグ」。
YouTubeの企画として、ニュースにも取り上げられていましたが、僕も見ていて胸を打たれました。
街中で1人で手を広げる勇気
敢えて日本を嫌う場所でハグを求める勇気
人として温かさを感じられるハグという行為
「すごいことする人がいるんだなぁ」と感動して、頭の、いや、心の片隅にずっと残っていました。
それがいい具合に自分の中で熟成した結果、今回の企画へと結びつきました。
紹興酒を振る舞う「Free干杯!」で実現したいこと
いろんな背景があって、思いが湧いて、「なんか自分にも面白いことができないかなぁ・・・」と行き着いたアイディアが「Free干杯!」でした。
Free干杯!を実際に始める前に、周りの友人に「こんな企画どう?」と聞いてみたところ、「面白いね〜!」と言っていただくことが多かったのも後押しとなりました。
正直、僕は20代の頃に対人恐怖症になるぐらいなので、人前が得意ではありません。
それでも「やってみよう!」と踏み出せたのは、「もっと素直に自然に生きたいな」と思っているからです。
「面白そうだな〜」と思っているのに行動しないのは、おかしいよなと。不自然だなと。今までの自分なら「どうせ無理」「恥ずかしくて死ぬ」とできない理由を並べてやらなかったでしょう。でも、「自然に生きていきたい」という思いが勝り、行動に至りました。
Free干杯!で紹興酒の良さを伝えながら、たくさんの人と繋がっていくこと。
人前に立つことは不安や恐怖が渦巻きますが、同じぐらい、いやそれ以上にワクワクする気持ちもあります。
開催してまだ2回目ですが、2回目は1回目よりも多くの人と繋がることができました。こうして活動が順調に波に乗れるようなら、高円寺だけではなくて他の街にも出てみたりして、活動の幅を広げていきたいです。
何か面白いことになるんじゃないかなぁという、根拠のない自信を胸に。
温かい目で見守ってやって頂けたら幸いです。
干杯!