日記や徒然

ノンカラメルや日本未流通の紹興酒が飲めるテイスティング会へ参加!

ノンカラメルや日本未流通の紹興酒が飲めるテイスティング会へ参加!

12月16日、
紹興酒講座とテイスティングの会に
参加してきました。

場所は虎ノ門にある
日中文化センター。

日中文化センターで開催された紹興酒テイスティング会の模様です。

紹興酒協会立ち上げに
携わるようになってから
ここへ来る回数も
増えました。

主催は古越龍山の東京支部なので
紹興酒も古越龍山の商品がメイン。

でも、
新商品のノンカラメル紹興酒や
日本未流通のブランドが
飲めるということで
非常に楽しみにしておりました!

参加者は20名ぐらいかな?
年齢層は40代〜60代という感じ。

時間は1時間半。
前半は紹興酒についての講座。
後半から実際にテイスティングしながら
紹興酒についての造詣を深めました。

講座についてはあまり聞いていなくて(失礼)
でもいくつか意外な事実を知りました。

初めて知った紹興酒豆知識
  • 紹興酒が年数をつけて販売されるようになったのは90年代にメルシャンが紹興酒の販売代理店になったことがきっかけ
  • 紹興酒の色が茶色いのは、麹の原料に小麦を使用し、皮まで用いているためその色が酒色として出ている

紹興酒ができあがったときの
テイスティングにまつわる話もありました。
味や香りについて点数を出して評価していると。
まだざっくりとした情報ですが
今までこういった情報は出回っていなかったので
非常に貴重な進歩だと思います。

そして、紹興酒テイスティング!

紹興酒テイスティング会で飲んだ紹興酒です。

時間が結構押したようで
全種のテイスティングは
できませんでしたが
いろんな紹興酒が飲めて満足!

テイスティング会で飲んだ紹興酒

では、飲んだ紹興酒を全種レポートいたします。
途中から酔っ払ってわからなくなっていきました(苦笑)
本当にこういうの向いてない。

古越龍山 純龍(ノンカラメル)

古越龍山の紹興酒(カラメルフリー)です。 古越龍山の紹興酒(カラメルフリー)です。

ボトルは左から2番目。ワインボトルを意識したデザイン。味の感想は最後に述べます。

古越龍山 清醇

古越龍山の低アルコール紹興酒「清醇」の写真です。

古越龍山の低アルコール紹興酒。度数は12度。

飲み口はかなり軽やかで、
優しい甘味から酸味へと移り変わり、
ふっと舌に消えていきます。
紹興酒を飲み慣れた方だと物足りないかも。

古越龍山3年銀龍・5年銀龍

古越龍山の紹興酒「銀龍」(3年)と「金龍」(5年)です。 古越龍山の紹興酒「銀龍」(3年)と「金龍」(5年)です。

これはご存知の方も多いのではないでしょうか。
スーパーや中華料理店でよく見かけます。

味はツンと尖った酸味。
余韻も長く、飲み慣れた人向けと言えます。

5年の方が微かに色味が薄いです。
年数が長いと濃くなりそうに
思われるかもしれませんが
本来、酒色は
熟成によって深まるのではなく、
薄くなっていくと
聞いたことがあります。

古越龍山 澄龍

古越龍山の紹興酒写真です。甕出し紹興酒の上澄だけをボトリングしたものです。

甕出し紹興酒の上澄みのみを
すくってボトリングされたもの。
蜂蜜のような甘い香りと
ほのかに酸を感じる香り。

いざ飲んでみると
非常にスッキリとした
旨・酸が特徴的。

古越龍山 善醸仕込み

古越龍山の善醸型紹興酒です。

黒蜜のような甘い香りとほのかな乳酸香。
色はご覧の通り、真っ黒。
味は甘口ながらサラリとして飲みやすい!

古越龍山 エクストラスムース

古越龍山の紹興酒「エクストラスムース」です

乳酸香がありながら
嫌味のない心地よい香り。
飲んでみると、
丸みのある酸味と淡麗な口当たり。

女児紅ノンカラメル

紹興酒「女児紅」のノンカラメル版です。

青草、ナッツのような木香。
爽やかなアルコール臭。
ほのかに甘い香りも。
見た目はほぼ緑茶(笑)

味の感想は、
古越龍山ノンカラメルと併せて
後ほど述べます。

鉴湖(かんこ)

日本未流通の紹興酒「鉴湖(鑑湖)」の写真です。

日本未流通の紹興酒ブランド。
今は古越龍山グループのひとつ。

かなり独特な香りがしました。
コハク酸?
貝出汁のような香りが強く、
ずっしり重い感じ。

飲んでみると、
旨・酸が非常に強い。
玄人向けですね。

状元紅(じょうげんこう)

日本未流通の紹興酒ブランド「状元紅」の写真です。

これも日本未流通のブランド。

女児紅は女の子の誕生と結婚を
お祝いする風習ですが、
こちらはその男性版。

状元とは中国の科挙でトップを
取った人がもらえる称号です。

実はこのあたりで
結構酔いが回っており、
感想はあまり参考にならないかも(苦笑)
爽やかな酸・旨が印象に残っています。

飲みやすい紹興酒とノンカラメル紹興酒の感想

紹興酒テイスティング会で飲んだ紹興酒です。

一般的な観点で飲みやすいと言えるのは
古越龍山の善醸酒。

3年や5年はよく見かける紹興酒ですが
酸味がやや強いので
初めての方だときついかもしれません。

そして長年親しんできた女児紅も
ノンカラメルを出しているとは
驚きました。

しかも、古越龍山と味が全く違う!

女児紅はかつて東路紹興酒の代表メーカーですが
今は古越龍山のグループに所属しています。
とはいえ、きっと工場は違うのでしょう。
こうまで味わいが変わるのかと驚きました。

もちろん好みはありますが
僕は女児紅の方が飲みやすいなと思いました。

古越のノンカラメルは
一般的な紹興酒と
味は一線を画すものがありますが
かなりドライ。
麦感が強く、台湾老酒と似た印象です。

今までの紹興酒と違う味わいというだけでも
活用方法はありますが、
これをどう楽しむか。
温度やペアリング、飲み方など
いろいろ考える必要がありそうです。

紹興酒についてのセミナーは
テイスティングに夢中で
あまり聞いていませんでした(失礼)

主催された夏さんやメンバーのみなさん、
お疲れ様でした!

お手伝いもせず参加者として楽しんで
すみません・・・。

執筆者紹介 don(門倉郷史)

日本初の中国酒ガイドブック「黄酒入門」著者。赤坂・六本木・銀座にある中国郷土料理店で約9年勤務し、黄酒専門店責任者も兼任。2020年に独立し現在は黄酒専門WEB「八-Hachi-」やYouTubeなどで中国酒情報を発信中。代々木上原の中華料理店にも在籍。