干杯!中国酒探究家のdonです。
日本国内で飲んだ紹興酒を始めとした黄酒を紹介します。
28本目は「会稽山干純(かいけいさん がんじゅん)」です。
「紹興酒、気になるけど何を買っていいかわからない・・・」という方はぜひご参考ください!
▼前回のレポートはこちら

執筆者紹介 don(門倉郷史)
日本初の中国酒ガイドブック「黄酒入門」著者であり、中国酒専門の角打ち酒場「酒白白」の店主。赤坂・六本木・銀座にある中国郷土料理店「黒猫夜」で約9年勤務し、黄酒専門店責任者も兼任。2020年に独立し現在は黄酒専門WEB「酒白白JOURNAL」やYouTubeなどで中国酒情報を発信中。
Contents
『会稽山』の詳細情報やメーカーについて紹介!

会稽山干純の原料やアルコール度数、酒蔵の情報をまとめてみました!
概要
大手紹興酒メーカー「会稽山(かいけいさん)」が造る元紅酒(げんこうしゅ)です。
元紅酒とは、紹興酒の中で最もドライなタイプである「干型」に属します。糖分含有量が低く、ドライな味わいが特徴。
▶︎紹興酒にはさまざまな種類が存在します!詳しくはこちらをご参考ください。

しかし、この会稽山干純はドライな中にもしっかり旨味が感じられ綺麗で上品な余韻。
単品でもじっくりと楽しめる味わいです。
ちなみに18は年数ではなく、アルコール度数。
18度は紹興酒にしては高めなのですが、これはしっかり発酵させて糖分をアルコールに変えていることを意味します。
酒DATA

- 原料:糯米 / 麦麹(小麦) / 鉴湖水(鑑湖)
- 度数:18度
- 型:干型
- 産地:浙江省紹興市
▼産地の浙江省紹興市はこちら
酒蔵:会稽山绍兴酒股份有限公司
1743年に「云集酒坊」として創業。紹興酒の源でもある鉴湖水系の近くに拠点を構え、長年酒造りに励んでいる。
1951年に中国人民政府による解法政策により何度かの改名を経て、2007年から現在の会稽山绍兴酒股份有限公司に。
これまでに国際的な品評会で多数の金賞を受賞しており、“东方红宝石(東のルビー)”、“东方名酒之冠(東の銘酒の皇帝)”などと評されてきた。
生産拠点は柯橋本部と嘉善黄酒有限公司の2ヶ所で、年間生産能力は10万キロリットル。生産工場の総面積は60万平方メートルで黄酒生産・輸出拠点としては世界最大級である。
会稽山 干純の風味やおすすめの飲み方

会稽山干純の味わいをレポートします。
色
鮮やかなオレンジ。

香り
ドライアンズ、レモン、グレフル、サワークリーム、カラメルなど
味わい
玄麦のドライさとナッツ、カラメルなどの熟成感もしっかり感じられる。ライトすぎず、ほどよいボディ感。
こんな人におすすめ!
- 甘味のない辛口の紹興酒を探してる
- じっくり単品でも楽しめる紹興酒と出会いたい
- 元紅酒を飲んでみたい
おすすめの飲み方
常温もしくは冷酒がおすすめ!
常温 | ★★★★☆ |
---|---|
冷酒 | ★★★★★ |
ロック | ★☆☆☆☆ |
燗 | ★★★☆☆ |
ソーダ割 | ★☆☆☆☆ |
味わい六味ステータス
甘 | ★★☆☆☆ |
---|---|
渋 | ★★★★☆ |
辣 | ★★★★★ |
苦 | ★★★★☆ |
鮮 | ★★★★☆ |
酸 | ★☆☆☆☆ |
合わせたい料理
- ハマグリの紹興酒蒸し
- 豆腐干丝のじゃこ高菜のナンプラー和え
- 青菜のにんにく塩炒め
会稽山干純の購入場所
一般販売をしておらず、一部の中華レストランのみでしか飲むことができません。
▶︎酒白白公式Instagram
https://www.instagram.com/jiu.baibai/
まとめ
今回は日本では珍しい紹興酒の中で最もドライな元紅酒「会稽山干純」をご紹介しました。
甘くなくて、じっくり味わって楽しめる紹興酒を探している方はぜひお試しください!
今後も日本で飲める黄酒をレポートしていきます。