干杯!中国酒探究家のdonです。
日本国内で飲んだ紹興酒レポート12本目は「越王台8年」です。
多くの中華料理店に置かれている一般的な紹興酒ですが、非常に飲みやすいです!支持を受けるのも納得でした。
情報をまとめていきます。
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執筆者紹介 don(門倉郷史)
日本初の中国酒ガイドブック「黄酒入門」著者。赤坂・六本木・銀座にある中国郷土料理店で約9年勤務し、黄酒専門店責任者も兼任。2020年に独立し現在は黄酒専門WEB「八-Hachi-」やYouTubeなどで中国酒情報を発信中。代々木上原の中華料理店にも在籍。
Contents
越王台8年の購入場所
新大久保「華僑服務社」店頭にて購入。
こちらは通販サイト。
https://www.kakyo.asia/html/company.html
今回飲んだ紹興酒『越王台8年』
酒DATA
- 原料:もち米、麦曲、鉴湖水
- 度数:16度
- 型:半干型
酒蔵紹介「浙江越王台绍兴酒有限公司」
浙江越王台绍兴酒有限公司は、紹興黄酒協会から「紹興黄酒」と「紹興古酒」の商標使用を許可された企業の一つであり、紹興酒の原産地呼称企業でもあります。
会社は先進的な黄酒生産技術設備を生かして 「越王台」、「呉越人家」、「越国雕旺」、「越州府」を生産しています。 滋養に富み、アルコール度数が低く、世界のトレンドに合った紹興酒作りを実現しています。主な輸出先は日本やオランダで、両国共に高い評価を得ています。
その背景には、充実した検査設備と厳しい品質管理があります。会社はISO9001国際品質管理システム認証、QS認証に合格し、紹興酒地理的表示保護製品の使用権を取得し、輸出入の権利を保持。会社の環境は、黄酒生産工場の衛生基準に沿って清潔に整頓されており、業界のモデル企業としてその一角を担います。2008年3月、「岳王泰」ブランドの紹興華雕酒は紹興市の名品として表彰され、中国における紹興酒の輸出生産基地となっています。
また、人材の育成と開発を重視しており、毎年、技術者を関連部門に派遣して技術研修を行い、人材の持続的な開発を実現しています。 また、激しい市場競争の中で、技術革新と新製品開発を加速させ続け、改良型の黄酒を開発し、市場開拓の基盤を築いています。
- 元紅酒
- 花雕酒(加飯酒)
- 善醸酒
- 香雪酒
- 糟焼
- 三年〜二十年物
呑んで勝手に独り言!紹興酒「越王台」の味をレポート
全国の中華料理店で親しまれている「越王台」ブランドの8年物は、どんな色でどんな風味を持つのか?主観でレポートしてみました!
越王台8年の色
非常にクリアで薄い茶色。黄色に近い。ノンカラメル紹興酒のような色味。
越王台8年の香り
紹興酒特有の乳酸感は弱く、軽やかでスーッと鼻腔に香る心地よさ。
越王台8年の味わい
ドライでありながら旨味がしっかりと下支えしているので、単品でも飲んでいられる紹興酒だと思う。
まるでノンカラメルの紹興酒を飲んだときと同じような印象を受けた。口当たり、喉越しも心地よく、非常に飲みやすい。
越王台8年おすすめの飲み方
常温もしくは冷酒が良い。この爽快感を保って楽しみたい。
こんな人におすすめ!
初心者「紹興酒飲んだことありません!」◎
中級者「お店に行ったら飲むよ!」◎
上級者「家でも結構飲むよ!」△
おすすめの飲み方
常温 ★★★★☆
冷酒 ★★★★☆
ロック ★★☆☆☆
燗 —–※未試
ソーダ割 ★☆☆☆☆
味わい六味ステータス
甘 ★★☆☆☆
渋 ★★☆☆☆
辣 ★★★★☆
苦 ★☆☆☆☆
鮮 ★★★☆☆
酸 ★★★☆☆
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